2023.1214

余剰となったおせちを「おそち」として販売!「消費促進ポイント」還元も。

もったいない食品を活かし、エシカルな消費スタイルを創造する株式会社ロスゼロ(大阪市西区、代表 文美月)は、「おせちロスをなくそう」企画の第一弾として、正月前に余剰になったおせちを「おそち」として、独自の販売ルートを通じ、また消費促進ポイントを会員に還元することでおせちの余剰を削減します。

おせち関連事業者が元旦お届けのために予約受付を終了するこの時期、当社は丁寧につくられたおせちを最後までお客様にお届けすることで、ロスを減らし、少しおトクでみんなが笑顔になるお正月を提案します。

 

ロスゼロのおそち

 

「おそち」販売背景

年ごとに受注にバラつきがあり販売予測が難しい「おせち」は、材料の確保なども必要なため夏ごろから準備を開始します。また、受注数に合わせて生産数をコントロールすることが難しいことや、年内配送の手配集中にともなう準備のため、年末の早い段階で受付を締め切ります。

そこで、実際には製造予定数に満たなくても、受注を締め切った後では販売することが難しくなる「おせち」を、ロスゼロが「おそち」として販売し、ロスを減らし、少しおトクでみんなが笑顔になるお正月を提案します。

今回は「肉づくしおせち」や「おせち3段+生ずわい蟹セット」など、豪華でボリューム満点な商品が満載です。

 

販売開始日:12月14日

注文受付締め切り:12月22日(月) 朝10時

お届け時期:12月29日もしくは30日

おそち販売会場: https://losszero.jp/collections/osochi24

 

今回は「おせちロスをなくそう」企画第一弾として、お正月前に余剰になったおせちを販売し、第二弾ではお正月後に各メーカーで余ったおせちを販売する予定です。なお「おそち」はロスゼロの登録商標です。

 

 

おせちの価格上昇

近年の円安の物価上昇を受け、おせちの原材料の価格は上昇傾向にあります。

特に今年は鳥インフルエンザの影響もあり、卵の価格は約30%上昇しました。

また、おせちのメイン食材でもある伊勢エビは地球温暖化の影響により生息地を北に移しており、日本一の水揚げ量を誇っていた三重県志摩市では2015年には年間130トン獲れていた伊勢エビが、 2021年はわずか71トンにまで減少しており、価格の高騰が続いています。

さらに、燃料代や人件費も上昇し、配送のコストが約10%高くなった他、おせちの重箱や梱包する段ボール箱も原油価格の高騰などで約10%値上がりしたため、おせち商品は全般的に値上げ傾向にあります。

 

 

作り手と食べ手、環境のWin-Win-Win

◎おせちメーカー・・・おせちはもともと賞味期限が長い味付けであり、かつ製造直後に急速冷凍しているため、冷凍賞味期限は1月末、もしくはそれ以降の場合が多い。何の問題もなく食べられるので本来は販売したい。

◎消費者・・・おトクなお買い物が、社会貢献に。エシカルなお正月を実現し、新年の福招きにも。

◎廃棄コストと環境負担を減らすとともに、作り手には経済的なプラスが見込める。

 

 

季節イベント商品のロス現状

お正月のおせちをはじめ、節分の恵方巻、バレンタインデーのチョコレートなど、季節イベントに合わせて製造された商品は、イベント終了後には需要がなくなり、余剰になってしまいます。農林水産省や消費者庁では、食品小売団体を通じてイベント商品における食品ロス削減の取組についての事務連絡を発出し、予約販売等の季節商品の需要に見合った販売を食品小売業者に呼びかけています。

また、当社でも集まった季節限定商品やイベント商品を生活者へロスになった理由とともお届けすることで、イベント終了と同時に価値を落とす、もったいない食品に疑問を投げかけ、食品ロス問題への啓発に繋げています。

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