2025.1219

【関西・共創の森】3rd DAY-2 で当社代表がピッチを行いました(12/1)

 

3rd DAY-2 イベント案内

 

関西・共創の森」は、近畿経済産業局が中心となって、関西にあるさまざまな国の支援機関が力を合わせてつくった“共創の場”です。目的は、社会課題を解決する新しいアイデアや技術を生み出すこと。そのために、企業・大学・研究機関・行政など、専門も立場も違うメンバーがつながり、一緒に動ける仕組みになっています。

参加する機関はとても幅広く、技術開発、知財、事業化、海外展開まで、それぞれの得意分野を持っています。これらが横につながることで、研究から実証、事業として形にするところまでを一気通貫でサポートできるのが大きな特徴です。SDGsや食品ロス、環境分野など、“社会を良くするビジネス”に取り組む企業にとっても、技術連携や実証実験の相談など、さまざまな可能性が広がります。

「森」という名前には、多様な人や技術が集まり、アイデアが育ち、広がっていく“生態系”をイメージした想いが込められています。なかでも中心となるのが、企業や研究者が課題や技術を持ち寄る共創イベントDAYS」。参加者同士が出会い、新しいコラボが生まれるきっかけの場になっています。

地域の力をつなげ、未来に向けた挑戦を応援する、関西らしい“共創プラットフォーム”が「関西・共創の森」です。

 

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2025年12月1日、フクシマガリレイ「MILAB」にて、3rd Tern の第2回目「関西・共創の森」3rd DAY-2 が開催され、「成る」×「未来」をテーマに、7つの企業がピッチを行いました。
当社代表・文美月は、「産業廃棄物を次の資源に変える 「捨てる」から「活かす」社会へ」と題して、熱く語りました。

 

講演中の文代表(3場面)

 

【文の熱き想い】

ロスゼロは、サブスクやECを通じて“安さ”ではなく“価値”に重きを置いた販売を行っています。
百貨店ブランドなど客単価の高い商品も積極的に扱い、アップサイクル品であっても「選びたい」と思っていただける体験づくりを大切にしています。日々の買い物の選択肢にアップサイクルが入ることで、消費者の行動変容が生まれ、結果として食品ロス削減につながると考えています。

また、ロスゼロは企画から販売までを一気通貫で担っている点も特徴です。事業者さまからお預かりした“もったいない原料”に新しい価値をつくり、市場に合った適正価格で商品化することで、アップサイクルを持続可能な仕組みにしています。

さらに、食品ロス削減は私たちだけでは成し得ません。自治体との連携を通じ、産官民が協力しながら取り組みを広げています。子ども食堂への提供、啓発イベント、地域施策との協働など、販売を超えたさまざまな取り組みが進んでいます。

加えて、東京海上日動さまと協働した「食品ロス削減保険特約」の販売など、業界を越えたパートナーシップも広がっています。食品ロスに対する新たな切り口を示し、事業者がより取り組みやすくなる環境づくりを進めています。

今回のピッチでは、多くの方から励ましやご質問をいただき、食品ロス削減への関心の高さを改めて感じました今後もロスゼロは、「もったいないを、ありがとうに。」の想いを胸に、企業・自治体・生活者のみなさまと共に、持続可能な未来づくりに挑んでまいります

 

【山口が得た気づきと刺激】

先日、ロスゼロ代表が未来について語るピッチを行った際に同席し、多くの気づきと刺激を得る時間となりました。

当日は、中小企業やベンチャー企業の皆さまが、それぞれのビジネスの強みや、これから見据える未来像について熱く語られており、会場全体に前向きなエネルギーが満ちていました。
ロスを出さない資源循環社会の実現と一口に言っても、そのアプローチは企業ごとに本当に多様で、私自身、他企業さまのピッチ内容や、ブースにお立ち寄りいただいた多くの方々との会話を通じて、「もったいないを活かすこと」の大切さを改めて実感しました。同時に、その取り組みが社会にもたらす可能性や面白さ、そして私たち自身が担う役割の大きさにも気づかされ、一層仕事への熱意が湧きました。

また、案内していただいた MILAB 内の最新技術や設備も大変魅力的でした。実験機や最先端のテクノロジーを間近で見ることで、すでにここまで未来が進んでいるのだと実感し、これからの社会に対して強い希望を抱く時間となりました。

今回の経験を糧に、ロスゼロとしての挑戦をさらに前へ進めていきたいと思います。

 

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