2025.1017
2025年10月2日(木)~10日(金)、EXPOメッセ(WASSE)にて、特許庁による「明日を変える知財のチカラ」が開催されました。
会社の規模にかかわらず社会課題の解決を推進していける「知的財産のチカラ」を”体験”できるイベントです。
【”知財のチカラ”を実感しよう】
事業や未来を変えてきた物語を、実物や映像の展示とともに紹介
【特許技術を体験しよう】
「特許の技術って実際どうすごいの?」そんな疑問に答える、最新の特許技術をピックアップ
【ステージイベントに参加しよう】
知財のチカラで世界を良くしようとしている先駆者がリアルに登場
=================================
10月6日(月)のステージイベントは、「IP THRIVE Voices」〜知財がひらく未来への扉〜。
知財活用や知財経営を実践している女性起業家・女性経営者が登壇し、日本国内および海外で活躍する女性リーダーを対象に、さまざまなプログラムが実施されました。
このステージのキーセッション「知財とビジネスとデザインと。」にハヤカワ五味さん(起業家・デザイナー・AI推進者)と共に、当社代表の文美月が登壇しました。
文は自身の経営経験をもとに、特許・実用新案・意匠・商標の取得経験について紹介しました。
起業初期には知的財産の知識が乏しく、アイデアを不用意に公開して他社に模倣されたり、既に登録済みの商標を知らずに使ってしまうなど、スタートアップが直面しやすい知財トラブルの危うさにも触れました。
そして、知的財産を守ることが結果的に攻めのビジネスにつながり、24年間経営を続けられた大きな支えになったことを伝えました。
=================================
【文が感じた「守りから攻めへ」の力】
今回のイベントは、「知的財産は攻めであり守り」というテーマの通り、ビジネスを知財を起点に語る視点が非常に面白く、大きな刺激を受けました!
大企業と違って専門チームを持たない起業家にとって、知財知識がない状態は、まさに守られていないヒヨコのようです。革新的なアイデアをうっかり明かして奪われたり、すでに商標がある名前を使ってしまったりと、私自身も身につまされるトラブルを経験してきました。
登壇者の方々の話を聞いていると、その苦労や葛藤に共感し、「うんうん」と頷くことばかりでした。どのように困難を乗り越えたのか、誰に相談したのかといった具体的なエピソードは、非常に勉強になりましたね。
本当にビジネスの数だけ知財戦略があるのだと実感し、守りを固めることが、いかに攻めへの転換になるかを再認識できました。
私自身も、24年間経営を続けられているのは知財のおかげだと信じて、特許や商標などの取得経験をお話しさせていただきました。この登壇を通して、これまでの知財経験をいったん整理できたのは、個人的にも大変良かったです。
また、館内に展示されていた知財プロダクトやパネルも、どうやって権利を確保し、それをビジネスの仕組みに組み込んでいるのかが明確で、「なるほど!」と唸るものばかりでした。
Contact
© LOSS ZERO All Rights Reserved. 「ロスゼロ」は株式会社ロスゼロの登録商標です。