2022.0824
【大学長と鼎談】同志社大学創立150周年に向けて
卒業生代表の一人として、植木朝子同志社大学長とお話する機会をいただきました!
2025年・創立150周年に向けたプロジェクトの一つだそうで、
身に余る、いえ余りすぎる光栄。
これまでに鼎談された同窓の方々を知って驚きました。
第一弾は直木賞作家のお二人、
第二弾は伝統文化にちなんで香道と能楽に関わるお二人。
そして第三弾(今回)。
ご一緒したのは東寺真言宗大本山・石山寺の座主・鷲尾龍華(わしおりゅうげ)さん。
今回のテーマは「多様性」でした。
このテーマなら私も少し話せそうで、ホッ。
植木学長は大学140年以上の歴史において初の女性学長。
鷲尾さんは、第53代にして初の女性座主だそうです。
私は日本生命の同志社初の女性総合職でしたが周りの総合職は男性ばかり。
今もほぼ男性経営者の中に身を置いています。
全国の社長のうち女性は8%(帝国データバンク)。
育児しながら起業2回というのも珍しいと思いますが、
私は日本社会での外国ルーツなのでスーパーマイノリティ。
そうそう、異色、いえ、人と違うことはいいことでした!
人と違うから気づくこと、たくさんあります。
三人の普段の世界は違えど、
「〇〇初」という道を歩んできた共通点も多く、興味深かったです。
困難もたくさんありましたが利点もあり、
決して肩ひじを張りすぎているという感じでは三人ともありません。
大変を大変と主張するより、
ポジティブに捉えたほうが断然いいと思っています。
いえ、本当は結構ネガティブになったり凹んだりしましたが。
私たちは「女性学長」「女性僧侶」「女性経営者」という言葉から
「女性」がなくなる社会に早くなってほしいと願っています。
そして自分たちの経験が少しでも後輩の役に立てればと..。
同志社大学のこれからの大きな軸は多様性だそうです。
恥ずかしくない卒業生でいられるようにこれからも精進していきます!
感慨深かったのが、撮影場所が礼拝堂・クラーク記念館(1893~)だったこと。
国の重要文化財、荘厳な雰囲気でした!
第2弾 学長鼎談 伝統文化をめぐって~香道と能楽~